今日は、日本人女性に多いと言われる貧血の症状でいらっしゃった方を紹介していきます。
この方(30代女性)は、3~4年前から貧血とお医者さんに診断され、造血剤をもらっているということでした。原因は、子宮筋腫による出血ということでしたが、子宮筋腫は12年前に言われて特に変化はないそうです。
その他の症状としては、やはり非常に疲れやすいということ、そして食後に眠くなることが多いこと、また日中に首が重いなどの兆候がありました。
日本人女性は6割が潜在的に貧血症!?
まず、初めにやはり貧血は何よりも食生活が関わっているので、食事の内容についてお聞きしました。
朝:果物、野菜、豆乳
昼:おかずとご飯、野菜を多めに摂る
夕:野菜と果物、植物性タンパク質
この内容を見ると明らかに、動物性のタンパク質が不足していることがわかりますね。
ご本人は動物性のタンパク質を摂ると胃が重くなるので、1週間に2回くらいにしているとのこと。やはり一番吸収しやすいヘム鉄と言われる鉄分が赤身の魚やお肉に入っていることを考えると明らかに食生活が貧血の原因であることがわかりました。
身体の方を検査していくと、副腎疲労や胸腺、顎関節などに問題が見られ、免疫が低下している様子でした。また胃酸の分泌も低下しており、たしかに消化能力も落ちているようです。
その他子宮筋腫も大きくはないのですが、触って少しわかるくらいでした。
治療に関しては、内分泌のバランスを整えることを中心とした治療を行いました。
頭蓋と顎関節の治療、そして副腎や胸腺などのリンパ治療、また子宮筋腫に関しても少しまわりの筋肉に対して柔らかくするような治療を行いました。
最後に全身の背骨の関節をしっかり動かして終了です。
治療後には身体のスッキリ感があったようです。
この方へは、タンパク質特に動物性を意識した食事をしてもらえるよう指導しました。また朝食にもしっかりタンパク質を摂ってもらえるように伝えました。
2週間~3週間後には、疲れやすさや食後の眠気、頭痛などが明らかに改善されたということ、そしてタンパク質を摂った後の胃の重さもなくなったそうです。
本当に良かったです^^。
今日のポイント
今回の貧血の原因は、「野菜中心の食生活をしていたため、血液の成分である鉄分やビタミンB群などが明らかに不足してしまったこと」でした~。
日本人女性の6割にもなる人が潜在的に貧血を持っていると言います。
また鉄欠乏による慢性疲労症候群も最近問題になっています。
疲れやすい、動悸、息切れ、集中力の欠如、頭痛、立ちくらみ、粘膜異常などが見られる方は要注意ですよ~。
自分の食生活を見直してみましょうね^^。
K.K.
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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
スケアです。
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